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歯医者さんに聞いてみた

MFTってなに?なんでやるの?

先生、最近MFTっていう言葉をよく耳にするんですが、実際にはどんなことをするんですか?

MFTは『口腔筋機能療法』といって、舌や唇、頬など、お口まわりの筋肉の使い方を整えるトレーニングです

筋トレみたいなものですか?

筋力をつけるだけではなく、舌を正しい位置に置くこと、唇を閉じること、正しく飲み込むことなど、普段のお口の使い方そのものを整えていくイメージですね

なぜMFTが必要なの?

お口の使い方って、そんなに歯並びに関係するんですか?

かなり関係します。歯は、舌が内側から押す力と、唇や頬が外側から押す力のバランスの中に並んでいます

舌の位置が悪いだけでも影響するんですね

そうですね。例えば舌がいつも前に出ていたり、低い位置にあったりすると、前歯を押して歯並びに影響することがあります

他にはどんなことが起こりますか?

口がいつも開いている、口呼吸になっている、飲み込むときに舌が前に出る、発音が不明瞭になる、矯正後に歯並びが戻りやすくなる、といったことがあります

正しい舌の位置ってどこ?

舌って、普段どこに置いておくのが正しいんですか?

何もしていないときは、舌の先が上の前歯の少し後ろにある『スポット』という位置にあり、舌全体が上あごに軽く付いている状態が理想です

下の歯の裏に舌があるのは良くないんですか?

舌が低い位置にある『低位舌』の状態が続くと、歯並びや口呼吸に関係することがあります

どんな人がMFTの対象になるの?

MFTはどんな人がやるんですか?

例えば、口がいつもぽかんと開いている方、口呼吸がある方、舌を前に出す癖がある方、飲み込み方に癖がある方などですね

子どもだけですか?

いいえ。子どもだけではなく、大人の矯正治療でも行うことがあります

矯正と相性がいいんですね

そうですね。歯だけをきれいに並べても、舌や唇の使い方が以前のままだと、矯正後の歯にまた力がかかって後戻りにつながることがあります

MFTでは実際に何をするの?

実際のトレーニングってどんなものですか?

状態によって変わりますが、例えば舌の正しい位置を覚える練習、舌を動かす練習、唇をしっかり閉じる練習、正しい飲み込み方の練習などを行います

呼吸も確認するんですか?

はい。鼻呼吸ができているかも確認します。口呼吸がある場合には、鼻づまりなど別の原因がないか確認することも大切です

姿勢も関係しますか?

姿勢や頭の位置がお口の使い方に影響することもありますので、必要に応じて確認します

MFTをすると歯並びは治りますか?

MFTだけで歯並びはきれいになりますか?

そこは大切なところで、MFTだけですべての歯並びが治るわけではありません

矯正の代わりではないんですね

そうです。歯並びや骨格によっては矯正治療が必要です。MFTは、お口の機能を整えて、矯正治療をサポートしたり、治療後の状態を安定させたりする役割があります

口呼吸にも効果がありますか?

口呼吸がある子にもMFTをするんですよね?

はい。ただし、口呼吸の原因がすべて舌や筋肉の使い方にあるわけではありません

鼻づまりが原因のこともありますもんね

そうですね。アレルギー性鼻炎や扁桃・アデノイドなどが関係する場合もあります。そのため、必要に応じて耳鼻科などと連携することも大切です

どのくらい続けるの?

MFTって、どのくらいで終わるんですか?

お口の癖は長い時間をかけて身についたものなので、一度練習しただけで変わるものではありません

やっぱり自宅でもやるんですね

はい。歯科医院で方法を覚えて、ご自宅でも継続して練習していただくことが大切です。期間は年齢や癖の程度、矯正治療の有無などによって変わります

毎日コツコツが大事なんですね

その通りです。特にお子さんの場合は、保護者の方が一緒に確認してあげると続けやすいですね

そう歯科学芸大学ではどうする?

そう歯科学芸大学では、どんなときにMFTを提案していますか?

まず歯並びだけを見るのではなく、口が閉じられているか、舌がどこにあるか、飲み込み方、口呼吸がないかなど、お口の機能も確認します

歯だけ治すのではないんですね

そうですね。歯並びが悪くなった背景に舌や口唇の癖がある場合、その原因をそのままにして歯だけを動かしても、治療後の安定につながらないことがあります

だからMFTも一緒に行うことがある

はい。そう歯科学芸大学では、必要に応じてMFTを取り入れながら、歯並びだけではなく、お口全体が正しく機能することを目指しています

よくある質問

Q.MFTだけで歯並びは治りますか?

A.MFTだけですべての歯並びが治るわけではありません。歯並びや骨格の状態によっては矯正治療が必要です。MFTは、舌や唇などのお口の機能を整え、矯正治療をサポートする役割があります。

Q. MFTは子どもだけですか?

A. いいえ。大人の矯正治療でも、舌の癖や口呼吸などがある場合には行うことがあります。

Q. 口呼吸はMFTで治りますか?

A. お口の使い方が原因の場合には改善につながることがありますが、鼻炎など鼻の病気が原因の場合もあります。原因を確認することが大切です。

Q. MFTは家でも必要ですか?

A. はい。歯科医院での練習だけではなく、ご自宅で継続して行うことが重要です。

まとめ

MFTは、単なる「お口の筋トレ」ではありません。

舌の位置、唇の閉じ方、飲み込み方、呼吸など、普段のお口の使い方を整えるためのトレーニングです。

口呼吸や舌の癖があると、歯並びに影響したり、矯正後の後戻りにつながったりすることがあります。

そう歯科学芸大学では、歯をきれいに並べることだけではなく、舌や唇などのお口の機能まで確認し、必要に応じてMFTを取り入れています。

「子どもの口がいつも開いている」
「舌が前に出る」
「矯正をしても後戻りしないか心配」

という方は、お気軽にご相談ください。

記事監修医師
中山総一郎 院長

中山総一郎 院長

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