歯の神経が死んでいると言われました。どういう状態ですか?
先生、他の歯医者で、歯の神経が死んでいます と言われたんですが、どういう意味ですか?というご質問がありました。
『歯が死んでいるんですか?』『抜かなきゃいけないんですか?』と驚かれる方も多いです
実際にはどういう状態なんですか?
歯の神経が死んでいるというのは、歯の中にある神経や血管が機能しなくなっている状態です
どうして神経が死んでしまうんですか?
原因はいくつかあります
・大きな虫歯
・歯を強くぶつけた
・何度も治療を繰り返した
・ひび割れ(クラック)
・強い歯ぎしりや食いしばりなどが原因になることがあります
虫歯だけじゃないんですね
そうなんです。例えば転んで前歯をぶつけたあと、一度も痛くなかったのに数年後に神経が死んでしまうこともあります
神経が死ぬと痛くなるんですか?
実はそうとは限りません
えっ、痛くないこともあるんですか?
あります。神経がゆっくり死んでいく場合は、ほとんど症状がないことも珍しくありません
じゃあ、どうやって分かるんですか?
レントゲンやCT、神経の反応を調べる検査(電気歯髄診など)を組み合わせて診断します
神経が死んでいると、歯はどうなるんですか?
神経がなくなると、歯の中で細菌が増殖し、根の先に炎症や膿ができることがあります
以前の記事のフィステルにもつながりますね
そうですね。歯ぐきに白いニキビのようなもの(フィステル)ができる原因になることもあります
歯の色が変わることもありますか?
あります。神経が死んだ歯は、徐々に灰色や茶色っぽく変色することがあります
神経が死んでいると言われたら、必ず歯を抜くんですか?
いいえ。多くの場合は抜歯ではありません
どんな治療をするんですか?
根管治療(歯の根の治療)を行い、歯の中の細菌を取り除いていきます
神経がないのに治療するんですね
そうなんです。神経を治す治療ではなく、感染した根の中をきれいにする治療になります
そう歯科ではどのように診断していますか?
レントゲンだけでなく、必要に応じてCT撮影や神経の反応を調べる検査を行い、本当に神経が機能していないのかを総合的に判断しています
早く見つけた方がいいんですね
そうですね。放置すると根の先の炎症が大きくなったり、歯ぐきが腫れたりすることがありますので、早めの受診をおすすめします
よくある質問
Q. 神経が死んでいても痛くないことはありますか?
A. はい。神経がゆっくり機能を失った場合は、症状がないままレントゲンで見つかることも少なくありません。
Q. 神経が死んでいたら抜歯ですか?
A. 多くの場合は根管治療によって歯を残せる可能性があります。ただし、歯の状態によっては抜歯が必要になることもあります。
Q. 神経が死んだ歯は黒くなりますか?
A. はい。時間の経過とともに変色することがあります。その場合は、状態に応じてホワイトニングやセラミック治療をご提案することもあります。
まとめ
歯の神経が死んでいるとは、歯の中の神経や血管が機能しなくなった状態です。
原因は虫歯だけではなく、歯をぶつけたことやひび割れ、過去の治療などさまざまです。痛みがなくても根の先に炎症が起きていることもあるため、早めの診断・治療が大切です。
そう歯科では、レントゲンやCT、神経の反応を調べる検査などを組み合わせ、歯を残せる可能性を考えながら治療方針をご提案しています。
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そんな方はお気軽にご相談ください。現在の状態や治療の必要性について、分かりやすくご説明いたします。