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03-6303-0939

歯周病

歯周病とは?

30歳以上の約8割の人がかかっていると言われている歯周病。
私たちにとって身近なお口の病気です。

歯周病は、磨き残しなどが原因で歯に歯垢(プラーク)が溜まり、その中にいる細菌が悪さをして、最悪の場合歯茎や歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。軽度の場合は、歯茎に炎症が起こり、赤くなったり腫れたりしますが痛みはありません。そのため、歯茎が下がったり出血したりしてから受診する人がほとんどです。

しかし、歯茎が下がったり出血したりしているときには歯周病はすでに進行しています。歯周病は私たちにとって、とても身近な病気だからこそ、毎日のセルフケアとクリニックでの定期的なメンテナンスが大切です。

歯周病の原因とリスクファクター

口の中には何百種もの細菌がいて、口の中の細菌の濃度は大腸と同じと言われています。これらの細菌は腸内細菌と同じように、普段は悪さをせずに口の中で共存しています。しかし、ハミガキをサボったり、磨き残しがあったりすると歯垢(プラーク)を作って悪さをするようになります。その結果、起こるのが歯周病です。

そして、次のような病気の人や生活習慣がある人も歯周病になりやすいため注意しましょう。

  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 歯ぎしり、食いしばり
  • 生活習慣の乱れ
  • ストレス
  • 薬の長期服用
  • 口呼吸

など

こんな方におすすめ

当院では次のような方に歯周病治療をおすすめしています。

  • 口臭が気になる
  • ハミガキをすると血が出る
  • 歯が長くなったと感じる
  • 食べ物が挟まりやすい
  • 丁寧にハミガキしているのに歯周病が治らない
  • 歯周病が悪化している

このようなお悩みやお口の中のお困りごとがありましたらお気軽に当院にご相談ください。

当院の歯周病治療における特徴

進行具合に合わせた治療

歯周病は、ただ単に歯垢を除去すれば症状が改善するというわけではありません。進行具合に合わせた治療をしなければ、また歯周病になったり症状が改善されなかったりします。そのため、当院では術前検査をしたのちに進行具合に合わせた治療を行っております。

歯肉炎・軽度の歯周病

  • 歯肉炎・軽度歯周病:スケーリング、ハミガキ指導

歯周病のはじまりは歯肉炎です。歯肉(歯ぐき)の層にプラークがたまることからはじまります。磨き残しにより歯垢が蓄積すると、歯垢が石灰化して歯石へと変化します。こうした歯石は歯ブラシやフロスでは除去できません。クリニックで専用の器具を使って除去しましょう。

歯肉炎の炎症は歯と歯肉(歯ぐき)のみである場合が多く、歯と歯肉(歯ぐき)の境目が赤く腫れたり、触れると出血したりします。歯肉炎が進行すると、歯肉(歯ぐき)の腫れが大きくなって炎症が広がり、歯槽骨や歯根膜まで破壊されはじめます。この状態が軽度歯周病です。軽度歯周病では歯周ポケットも深くなり、プラークや歯石が歯周ポケットにたまります。歯肉炎や軽度歯周病では、痛みなどを感じることが少なく、自覚症状がほとんどみられないこともあります。

歯肉炎・軽度歯周病は早期発見により、歯みがきでプラークを除去することで改善することが可能です。当院では、歯科衛生士によるハミガキ指導やスケーリングを行います。歯肉炎は、ハミガキが十分にできていないことが原因です。そのため歯科衛生士が患者様一人ひとりの歯並びに合ったハミガキの仕方を指導し、それを実践していただきます。

中度歯周病

  • 中度歯周病:ルートプレーニング

中度歯周病になると炎症がさらに歯の根の方向に拡大し、歯槽骨も歯の根の半分近くの長さまで破壊されます。歯周ポケットはさらに深くなり、歯石と歯垢が歯周ポケットに蓄積します。中度歯周病になると、歯のぐらつき、歯ぐきの下がり、歯ぐきの痛みなどの症状がみられることがあります。

歯と歯茎の間まで歯石と歯垢が入り込むとスケーリングだけでは汚れは除去できません。そのため、歯の表面に感染したセメント質を除去して歯の表面を滑らかに整える「ルートプレーニング(SRP)」を行います。ルートプレーニングを行うと、一定期間は歯石が溜まりにくくなる効果が期待できるでしょう。

重度歯周病

  • 重度歯周病:フラップ手術、歯周組織再生療法

重度歯周病になると炎症はさらに歯の根の先に向かって拡大し、歯槽骨が半分以上破壊されます。重度歯周病では、歯のぐらつきや歯の脱落、歯肉(歯ぐき)の腫れや痛みが強くなる、膿が生じるなどの症状がみられることがあります。

歯周ポケットの奥深くに歯石ができるため、歯茎を切開して歯石を取り除きます。この処置をフラップ手術といい、歯石だけでなく原因となる細菌も取り除きます。また、必要に応じて歯周組織再生療法を行います。

歯周病治療のメリット・デメリット

歯を抜かない歯周病治療のメリットとデメリットは次の通りです。

メリット

歯周病治療をすると、当然、出血や腫れ口臭も改善されます。

ルートプレーニングを受ければ、一定期間は歯石ができにくくなるため歯周病予防にもなります。そして、歯を抜かなくて済むため周囲の歯茎や骨が痩せしまい、噛み合わせが悪くなるなどのトラブルも避けられます。

デメリット

歯周病は一度改善してもこれまで通りの生活を続けていれば再発してしまいます。

歯周病を繰り返す場合は、抜歯をしなければならないこともあるため、そうならないためにも毎日丁寧にハミガキをすることが大切です。

当院の歯周病治療の流れ

当院の歯周病治療は次の流れで行います。

  1. カウンセリング
  2. 術前検査
    ・歯周ポケット検査
  3. 診断
  4. クリーニング
  5. SRP
  6. 術後検査

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医院案内

医院名
そう歯科 学芸大学
住所
〒152-0004
東京都目黒区鷹番3-1-5グリーンアース201
電話番号
03-6303-0939
診療時間
火〜金9:30〜13:30 / 15:00〜18:30
土曜日9:30〜13:30 / 14:30〜17:30
*日・月・祝日休診
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