定期検診ってどのくらいのペースで通院すればいいんですか?
先生、患者さんから『定期検診ってどのくらいのペースで通えばいいですか?』とよく聞かれますが、どのくらいが理想なんでしょうか?
基本は 3か月に1回 が目安ですね。ただし、お口の状態や歯周病リスクによって変わりますよ。
- 基本 → 3ヶ月ごとの定期検診
- 歯周病治療後、磨き残しが多い方、妊娠中など虫歯リスクが高い方 → 1〜2ヶ月ごと
なるほど。みんな同じじゃなくて、その人に合ったペースが大切なんですね。
そうです。患者さんのお口の状態は一人ひとり違いますからね。
Q:なぜそんなに頻繁に通う必要があるの?
3ヶ月って、患者さんにとっては“早くない?”と思われることもありますよね?
確かにそう感じるかもしれません。でも、理由があります。
歯石やバイオフィルム(細菌の膜)は、毎日の歯磨きだけでは完全に落とし切れません。特に歯周病菌は3〜4か月で元の量に戻ると言われています。
だから3ヶ月以内にクリーニングして、歯周病予防に繋げるのが大切なんですね。
その通りです。

Q:定期検診では何をするの?
先生、定期検診ではどんな内容をするのか、患者さんはあまりイメージがないみたいです。
では、流れを説明しましょう。
1. お口のチェック(歯科医師・歯科衛生士)
- 虫歯の有無
- 歯ぐきの腫れ・出血
- 噛み合わせ
- 修復物(詰め物・被せ物)の状態
2. 歯周病検査
プローブという器具を使い、歯周ポケットの深さ・歯ぐきの炎症・揺れをチェックします。

内容
- 歯周ポケット測定
- 歯の動揺度確認
- プラーク(汚れ)量の確認
3. セルフケア指導(歯科衛生士)
- 歯ブラシの当て方
- フロス・歯間ブラシの使い方
- 効率的な磨き方のアドバイス
4. 専門クリーニング(PMTC)
超音波スケーラーを使って、水を出しながら優しく歯石・プラークを取り除きます。
5. 歯科医師による最終チェック
- 虫歯の進行具合
- 歯周病のリスク
- 必要な治療の有無
6. 次回定期検診の目安を決定
1〜3ヶ月の間で、その人に合ったペースをご提案します。
Q:レントゲンは毎回撮るの?
患者さんから『毎回レントゲン撮るんですか?』と聞かれますが…
いいえ、毎回ではありません。以下のように必要な時だけ撮影します。
- 虫歯や歯周病の進行が疑われる
- 何年かぶりの定期検診
- 痛みなど症状がある時
Q:定期検診は痛い?
痛みが心配で歯医者に行きたくない方も多いですよね。
基本的には痛みは少ないですよ。ただし…
- 歯ぐきが腫れている
- 炎症が強い
こういう場合は少しチクッと感じることもあります。
痛みが出る場合は回数を分けたり、負担を調整しながら行います。
Q:定期検診のメリットは?
最後に、定期検診のメリットをまとめると…?
以下のことがあげられますね。
- 虫歯・歯周病の早期発見
- 治療費・通院回数が減る可能性
- 歯を長く使える確率が上がる
- 口臭・着色汚れの予防
- 見た目の清潔感アップ
先生、こうして見てみると、定期検診って本当に大事なんですね。患者さんにとってメリットも多いですし。
そうですね。そう歯科学芸大学では、今お話しした内容を踏まえて、お一人おひとりのお口の状態に合った予防プランを立てています。
歯周病予防や虫歯予防は、しっかりと定期的なケアを続けることで結果が出ますからね。
確かに。患者さんの生活習慣や磨き方の癖も踏まえて、歯ブラシやフロスの使い方をサポートさせていただいていますしね。
はい。私たちは、ただ治療するだけでなく、トラブルを未然に防ぐ予防歯科に力を入れています。気になることがあれば、どんな小さなことでも構いません。遠慮なくご質問ください。お口の健康は、毎日の習慣と定期的なプロのケアで守れます。
これからも一緒に、健康で美しい歯を保っていきましょう。